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2005年9月24日

なぜどの風邪薬にも免疫抑制剤が入ってるの?!

 私は医者でもなければ、薬剤師でもない。
 だからこう言うことを書いてはならないのかもしれない。
 しかし、薬を飲む側としては、この事態には疑問を呈したい。
 「なぜ、どの風邪薬にも免疫抑制剤が入ってるの?」
 風邪薬だけでなく目薬にも入っている。
 お医者さんから処方される薬にも入っている。
 何故?

 何故このようなことを書くかというと、私はアトピー治療のため、医者から免疫抑制剤の服用や塗布を厳禁されているからだ。
 免疫抑制剤を服用しないということは、市販の風邪薬、目薬のほとんどを使用できないということを意味する。
 つまり、風邪薬は「葛根湯」、目薬は「涙ロート」以外には使用できないということだ。
 もちろん、アトピー治療の医者に頼めば、風邪薬も目薬も手に入る。
 しかし、急場を凌ぐためには、市販の薬も利用しなければならない。
 目ばちこ(めんぼ、ものもらい?)に罹ったとき、薬局に行って目薬を探した。
 「免疫抑制剤が入っていない目薬が欲しい」と言ったところ、「これしかありません」と言われて出て来たのが「涙ロート」である。「涙ロート」は涙の成分しか入っていない。

 何故私がこれほどまでに免疫抑制剤に過敏になるかと言うと、過去の苦い経験があるからだ。
 私のアトピーの症状は気管支喘息と皮膚炎からなる。
 皮膚炎に関しては、私は一般の人が想像も出来ないほどのつらい体験をした。
 どのような体験かというと…(食事中の人は読まないで下さい)
 皮膚が全く再生しないというものだ。
 アトピー性皮膚炎の患者はたまらない"かゆみ"に襲われることしばしばであろう。
 かゆいので掻くと傷ができる。知らないうちにこの傷は大きくなる。例を挙げると、腿の外周の半分、長さ方向の2/3を占めるほど、傷が広がる。
 しかし、皮膚は再生しない。
 "かさぶた"は出来るのだが、耐えがたいかゆみに襲われ、その"かさぶた"を指で強くこすっただけで、膿と凝固した血液からなる"かさぶた"は容易にはがれ、その下から"フレッシュ"な皮膚が出現するのである。
 このような治らない傷が体中にできる。
 ひどいかゆみを何日も我慢して、"かさぶた"を壊さないように努力するのだが、どれだけ我慢しても、皮膚は再生しない。

 私はこのひどい症状に、何度も苦しめられた。
 最初にこの症状が出たのは就職活動中である。
 「このような体でどこの企業が採用してくれるだろう」その当時の私は不安にさいなまれた。
 社会人となってからも、私はこの症状に苦しんだ。
 傷にカット綿を当て、包帯で巻く。そうしないとスーツを着る事ができない。
 そこまでしても、一日の仕事を終えて帰宅すると、膿がカット綿にも包帯にも染みわたり、スーツにもしみを作ってしまう。
 幸いなことに客先で打ち合わせするとき以外は、スーツを着る必要が無い技術職だったため、できる限りスーツは着なかったのだが、普通のズボンでも膿が染みてくると嫌になる。
 "かさぶた"が破れ、膿が広がる感覚は気分を滅入らせる。
 幸いなことに上記の先生にかかってから皮膚の悩みは解消したが、未だに気管支喘息は尾を引いている。
 良かったことといえば包帯の巻き方が上手くなったことぐらいである。
 
 こんな経験をした人なら、子供には同じ思いをさせたくない、と思うだろう。
 しかし、私の子供もアトピーなのである。
 そして私と同じアトピーの先生にかかっている。
 子供なのでよく風邪を引く。風邪を引くと喘息を併発しがちなので、近所の医者に連れて行く。
 しかし、医者から処方される風邪薬には100%免疫抑制剤が入っているのである。
 
 説明責任の思想の浸透からか、薬事法が改正されたからなのかは知らないが、薬局で薬を貰うと、薬の使用法、名称、特徴、注意事項などを記した簡単な説明書を貰うようになった。
 その説明書を見ると、風邪薬には"抗アレルギー剤"などの表記が見られる。
 しかし私は念のため、"抗アレルギー剤"と記されていない薬についても、インターネットで調べることにしている(ここ)

 近所の医者に事情を説明したのだが、全く聞いてくれなかった。
 小児科は薬を沢山処方しないと採算が合わないらしい、と根拠のない噂を聞いた。
 困っていたところ、偶然知り合ったお医者さんが良心的で、患者の話を聞いてくれる先生だったので、事情を説明したのだが、やはり「早く風邪を治したほうがいい」と言うことで、"抗アレルギー剤"入りの風邪薬を処方されてしまう。
 お医者さんの判断は医学的には正しいのだろうが、免疫抑制剤の入った薬を子供に服用させることには、ものすごく抵抗がある。
 
 風邪は免疫抑制剤を使わないと治らないの?
 風邪はアレルギーの症状なの?
 風邪を治すには逆に免疫を高める必要があるんじゃないの?
 医学には素人である私の素直な疑問である。

 素人の勝手な詮索をすると、恐らく理由はこうだろう。
・免疫抑制剤を配合しておくと、アレルギー性の鼻炎などがあっという間に治る。
・お医者さんとしては「あそこの医者にかかってもなかなか治らない」という評判を立てられることは避けたいので、免疫抑制剤の危険性を認識しつつも、投与してしまう。
・患者も早く治ったほうが良い。

 本当にこのままでいいのだろうか?ひどい目に会った私の素直な疑問である。 

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