www.flickr.com

2005年10月19日

中国:クマの胆汁を採取していた男、クマに食べられる

・BBCNEWSWebsiteの該当記事
BBC放送HPより、ちょっと古いですが、クマに関するちょっと恐ろしいニュース。
クマの胆汁というのは漢方薬の原料だそうです。

吉林省、Shulanで、ある中国人の男性が6匹のクマに食べられたらしい。
A Chinese man has reportedly been killed and eaten by six bears in Shulan, Jilin province.
Han Shigenは捕えたクマを生かしたまま、胆嚢から胆汁を採取し生計を立てていた、と中国の国営新華社通信は報じた。
Han Shigen earned a living by extracting bile from the gall bladders of his captive live bears, according to the Chinese state news agency Xinhua.
彼は月曜日(10/10)の朝、クマの檻を掃除している最中に、クマに攻撃された、というBeijing Newsの記事を新華社通信は引用した。
He was attacked on Monday morning while cleaning the animals' cage, Xinhua said, quoting the Beijing News.
新華社通信によると、クマはあまりにも激怒しており、彼の遺体を檻から回収するために充分な安全を確保するには、2時間も待たなければならなかった。
Xinhua said the animals were so enraged that two hours passed before it was deemed safe enough to remove his body.
脳や脊髄を含む、クマの肉体の多くは伝統的な漢方薬の原料として、長年利用されつづけてきた。
Many parts of the bear, including the brain and spinal cord, have long been used in traditional Chinese medicine.
最も需要が高いのは胆嚢から得る胆汁であり、しばしば同重量の麻薬よりも高価である。( more expensive that the equivalent weight of narcotics.のthatはthanの間違いに思えるがどうだろうか?)
The most coveted part is the bile within the gall bladder, which can often be more expensive that the equivalent weight of narcotics.


 クマの胆汁は1キロあたり1,000ドルでアジア市場で取引されていると、見積もられているそうです。
 胆汁の採取は耐えがたいほどの苦痛を伴うもので、生身のクマの体を切り込み、チューブで胆汁を搾り出すそうです。
 痛そう…。

クマの胆汁は、胃腸に関する様々な病気や心臓に関する病気の医薬品として利用されるだけでなく、ヘアシャンプーからワインに至るまで、全てに利用されている。
The bile is then used for everything from hair shampoo to wine, as well as medicinal treatments for various intestinal and cardiac-related complaints.


 食い殺された方には気の毒ですが…。
 我々の豊かな生活は、様々な生物を利用して成り立っていると言えるでしょう。
 このような残酷な方法で採取した原料を使用した製品は、なるだけ購入したくありませんが、知らず知らずのうちに利用しているかもしれません。

 一方、漢方薬、漢方医学は、自然保護主義者から何かと目の敵にされていますが、化学薬品を多用する西洋医学とは異なるアプローチの治療で、助かっている人も大勢居ると思います。
 インドの医学、アーユル・ベータ(だったかな?)も見直されつつあると聞きます。

 ただし、中国の経済発展に伴い、漢方薬の原料となる生物が受難の時期を迎えているのは、厳然たる事実です。
 乱獲とそれに続く種の絶滅が、数千年の歴史を持つ漢方薬の伝統をも、途絶えさせることは明らかでしょう。
 漢方医、漢方薬の利用者も、対象となる生物の保護に真剣に取り組む必要があるでしょう。
 手遅れとなる前に、多くのユーザーが気付いてくれれば良いのですが…。

0 コメント:


Kamimura's Web Novel   ちゃめのBlog    神村的日常-Kamimura's spill of thought.