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2006年3月23日

米国:太ったパパ、子供達のために徒歩でアメリカ横断中

BBCNEWSWebsiteの該当記事

 昨晩、BBCNEWSWebsiteで巡り会ったチャレンジャーのニュースをご紹介しましょう。
 見た瞬間に、このブログで紹介しようと決めました。

 肥満に悩んでいたパパ、スーパーマーケットの通路を歩くだけで、息が上がっていた男性が、徒歩でアメリカを横断中だそうです。
 途中までは全訳でご紹介しましょう。

その旅が始まった時、病的な肥満に悩むSteve Vaughtが減量のために挑戦している、アメリカ西海岸から東海岸へと至る徒歩の旅を、知る人は誰もいなかった。
It began as an unheralded coast-to-coast walk designed to help morbidly obese Steve Vaught lose weight.

しかし、彼の旅の行程が2,300マイル(3,700km)に至った今、この元アメリカ海兵隊員は、本の出版契約を結び、月に70万ヒットを記録するウェブサイトを持ち、オプラ・ウィンフリーのインタビューを受けた。
But some 2,300 miles (3,700km) into his journey, the former US marine now has a book deal and a 700,000-hits-a-month website, and has been interviewed by Oprah.


 "Oprah"というのは、女性司会者オプラ・ウィンフリーさんのことでしょう。
 恥ずかしながら私、この記事を読んで調べるまで、全く知りませんでした。
 Oprah Winfreyさん、「セレブリティー(celebrity)」という形容に恥じない超有名司会者だそうです。
 ウェブサイトもお持ちで、雑誌も発行されていますね。
 彼女のノーベル平和賞受賞を応援するウェブサイトもありました。

Steveの時速3マイルの旅、広大で多様性に富むアメリカの田舎道を歩く彼の旅は、昨年の4月、カリフォルニア州南部から始まった。出発した時、彼の体重は、ほぼ30ストーン(190kg)に達していた。
Steve's three miles-per-hour journey through the back roads of this vast and varied country began last April in southern California, when he weighed almost 30 stone (190kg).


 "stone"は英国の重さの単位で、体重に用いられるものだそうです。
 1ストーンで6.3503kgとのこと。

彼はスーパーマーケットの通路ほどの距離を歩くのでも、息を上げていた。そして彼は、自分が早死にへの道を歩いている事に気が付いた。
He couldn't walk the length of a supermarket aisle without losing breath, and he realised he was on the way to an early death.


 アメリカの話なので、スーパーマーケットの通路と言っても、随分と距離があるように思えますが、いずれにしても「不健康」であったわけですね。

そして幸せな結婚をして、二児の父となった彼は、子供達のために自分自身を改革する決断を下した。文字通りアメリカを歩いて横断し、体重を減らそうと、決断したのだった。
So the happily-married father-of-two took the decision to reinvent himself for the sake of his children, to literally walk off the weight by trekking America.


「子供のために自分を変える」という発想、共感するところ大です。
 子供がいるから守りに入る、という発想もありますが、子供がいるからこそ攻めに転じる、自分を変えていく、という発想もあります。
 Steveさんは後者の考え方ですね。

現在、Steveは114ポンド(8ストーン、52kg)の減量に成功し、ゴールであるニューヨークのRockefeller Plazaまで、残すところ600マイル以下、約六週間の行程で辿り着くところまで来ている。
Today Steve has lost 114lbs (eight stone, 52kg) and has less than 600 miles - about six weeks - to reach his goal, Rockefeller Plaza in New York City.


 もう残り僅かですね!

しかし、体重減量のエクササイズとして始めた彼の旅行は、自己発見の旅へと姿を変え、全米からの注目を惹き付けてやまないものになった。
But what began as an exercise in weight loss has turned into a journey of self-discovery - and one that is attracting growing attention from all over America.


 これ以降は、彼がマスコミの注目の的になった話や、BBCとのインタビューで語った彼の言葉などが記されています。
 彼の元へは8万通ものEメールが殺到し、彼はメールの洪水に対処するために、4回もメールアカウントを変えなければならなかったそうです。
 海兵隊員時代の彼は健康な兵士だったそうですが、退役後の交通事故で二人の犠牲者を出してしまったことから憂鬱と過食の悪循環に陥っていたそうです。

 BBCの元記事の後半には、この旅で彼が感じたことや、彼を商業的な"icon"として利用しようとするオファーに対する、彼の感想などが記されています。
 訳して紹介するのは骨が折れるので、興味のある方は、「BBCNEWSWebsiteの該当記事」からご覧になってください。

 最後に、BBCの元記事の末尾に記された彼の言葉を、紹介しておきましょう。

 彼は言う。
「僕はヒーローになろうとしているのでも、誰かにとっての偶像になろうとしているのでもないよ」
「僕はただの普通の男だよ。自分の人生を自分でコントロールしようとしていて、人生がおかしな方向へ向かっていたことを、知っているだけだよ」
"I'm not trying to be a hero or an icon to anyone," he says. "I am just an ordinary guy, trying to take control of my life and figure out where it went awry."


 達観してますね。

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