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2006年7月19日

白馬に跨る若い女性、「裸」で街を行進!? & iPod 放送局、合法に?

BBCNEWSWebsiteの該当記事

 BBC元記事のタイトルは"Modern Godiva rides through city"。
 どこにも「裸」とは書いていませんね。
 "Godiva"は高級チョコレートで有名なベルギーのブランドですが、辞書によると、その由来は"Lady Godiva"だそうです。
 "Lady Godiva"、一体何をした女性なのかな?
 全訳でご紹介しましょう。

月曜日の朝、オックスフォードに住む早起きの人々は、とんでもない光景を目撃することになった。若い女性が、「裸」で白馬に跨り、オックスフォードの中心街を行進していたのだ。
Early risers were met by an unexpected sight as a young woman rode "naked" on a white horse through Oxford city centre on Monday morning.


「早起きは三文の得」でしょうか?
 明日は早起きだ!(笑)
 BBC元記事には、その時の写真が掲載されています。
 英国国営放送BBCの写真なので、変な期待はしない方がいいですね。=)
23才の Phoebe Thomas は、Lady Godiva の伝説を現代風にアレンジしたコメディ映画に出演している。
Phoebe Thomas, 23, was taking part in a comedy film production - a modern re-telling of the Lady Godiva legend.

11世紀の伯爵夫人、Lady Godiva は、コベントリーの領主であった夫が、領民に対し過酷な重税を課したことに抗議し、白昼堂々、素っ裸でコベントリーの街中を闊歩した、と伝えられている。
The wife of an 11th Century earl is said to have ridden naked through Coventry in protest against her husband's harsh taxation of his people.


 辞書によると、この時、仕立て屋のトムだけがこっそり覗き見をして、彼の目はつぶれたそうです。
 これが"peeping Tom"の由来、とのこと。

彼女の尊厳は、伝説によると、彼女の長い髪だけで、守られていたそうだ。
Her modesty was, according to the legend, preserved only by her hair.


 "modesty"、「慎ましさ」とか「上品さ」という意味だそうですが、「尊厳」にしてしまいました。

肌色の下着とタイツを纏ったThomas さんは、100人のエキストラの目前で、オックスフォードの歴史的遺産であるモードリン橋を渡った。
Ms Thomas wore flesh-coloured underwear and tights as she rode over Oxford's historic Magdalen Bridge in front of 100 extras.


 ちゃんと、下着を着け、タイツを穿いていたのですね。
 映画の撮影とはいえ、街中を素っ裸で闊歩するのは、ちょっとまずかったのでしょう。

このロマンチックコメディーのクライマックスシーンは、オックスフォード市中で3カット撮影された。Thomas さんは、尊敬に値する活動の資金を集めるために、やけくその手段に打って出た教師を演じている。
It took three takes to complete the climactic scene to a romantic comedy set in the city, in which Ms Thomas plays a teacher driven to desperate measures to raise money for a worthy cause.


 "worthy cause"、なんらかの慈善活動でしょうか?

この映画の脚本は、20歳の Vicky Jewson の手になるものだ。彼女はこの映画製作のために、個人投資家から140万ポンドの資金を獲得している。
The script has been written by 20-year-old Vicky Jewson, who has secured £1.4m of backing for the film from independent investors.


 "independent investors"、「独立した投資家」⇒「組織に属しない投資家」⇒「個人投資家」という発想ですが、合ってるかな?

Jewson さんは次のように語っている。「Lady Godiva の伝説は、アレンジするに相応しい、素晴らしい伝説よ。今まで語られなかった物語ね。未発見のロビン・フッドみたいなもの。困難を乗り越え、大成功を収めた女性の物語ね」
Ms Jewson said: "Lady Godiva was a great tale to adapt. It's a tale that's never been told before, a kind of undiscovered Robin Hood, the story of one woman's triumph over adversity."


 "triumph"、「大勝利」とか、「大成功」という意味の、私が大好きな言葉ですね。=)
 英国には「トライアンフ」というバイクメーカーがあります。
 女性下着の「トリンプ」も"Triumph"です。
 全くの偶然なのですが、今回の投稿内容と奇妙な相関がありますね(笑)。

おまけ:
◆MP3 gadget set for legalisation
BBCNEWSWebsiteの該当記事
 iPodを始めとするMP3プレイヤーのガジェット(gadget)、たくさん出回っているようですね。
 iPodに録音した音楽を、FM放送できるガジェットが、英国で合法化されるようです。

Gadgets which transmit MP3 players' output so they can be heard on FM radios may become legal in the UK.

Communications regulator Ofcom is holding a public consultation over the issue until September.

Using iTrips and other "low-power FM transmitters" is banned in Europe as their low-power transmissions can, in theory, interfere with legal stations.

The devices and other similar MP3 player accessories are popular abroad and widely available online.

The Wireless Telegraphy Act of 1949 forbids the use of radio equipment without a licence or an exemption.

But the gadgets are now expected to become legal to use - without a licence - by 2007.

 まぁ、玩具みたいなガジェットなので、出力は大した事ないでしょう。
 あくまで個人ユースの筈なのですが、無許可のラジオ放送を禁ずる1949年の無線電信法により、英国ではこれまで、この手のガジェットは非合法だったそうです。
 2007年までには合法化されそうなのですが、一体、何に使うのかな?
 少なくとも、 iPod に録音した音楽を、カーラジオで簡単に楽しめるそうです。

 iPodのガジェットで大笑いしたい人はこちらへ。
買う人がいるとは思えないiPodアクセたち:Silly iPod Accessories

 前回に引き続き、satomi さんの"longtailworld"からの引用ですが、かなり面白いです。
 日経ビジネスオンラインの連載も楽しみですね。

 相変わらず、私の訳は脚色していますので、ご注意ください。

2006年7月10日

ロシア:Putin大統領、少年のお腹にいきなりキス!

BBCNEWSWebsite の該当記事(別窓)

 ちょっと古いニュースで恐縮です。
 ロシアから、耳を疑うような話題をご紹介しましょう。
 プーチン大統領、クレムリンを訪れた少年のお腹にいきなりキスをしたそうです。
 ロシアでは、子供のお腹にキスをして祝福する習慣があるのでしょうか?
 それとも、プーチン大統領の性癖なのでしょうか?
 全訳でご紹介しましょう。

ロシア大統領、ウラジミール・プーチンは、物議を醸している少年のお腹にキスをした件で、「あれは愛情を示す、ごく自然なジェスチャーだ」と述べている。
Russian President Vladimir Putin has said his controversial kissing of a boy on the stomach was just a spontaneous gesture of affection.

先週、クレムリンで五歳の Nikita 君に出会ったプーチン氏は、Nikita 君のTシャツを捲り上げ、いきなり彼(のお腹)にキスをした。
Mr Putin came across Nikita, five, in the Kremlin last week, lifted up his T-shirt and suddenly kissed him.


 BBC 該当記事には、その現場の写真が掲載されています。
BBCNEWSWebsite の該当記事(別窓)
 齧り付いているようにも見えます(笑)。

「彼はとてもしっかりしていて、真面目に見えたよ…、私は子猫を抱くように彼を抱きしめようとしたんだ。そしたら、思わずキスをしてしまったんだ。彼はとても良い子だと思うよ」と、プーチン氏は語った。
"He seemed very independent and serious... I wanted to cuddle him like a kitten and it came out in this gesture. He seemed so nice," he said.


 "independent"、「勝気な」という意味もあるそうですが、ここでは「自主性のある」≒「しっかりしている」としました。

ロシアのテレビで放映されたキスシーンは、大反響を巻き起こした。
The kiss - shown on Russian television - triggered huge public interest.

「裏は何もないよ」プーチン氏は、BBC がウェブ放送(webcast)した木曜日の生番組で、6月28日の「出会い」は、完全に偶発的なものだった、と説明した。
"There is nothing behind it", Mr Putin told the BBC in a live webcast on Thursday, explaining that the encounter on 28 June was quite spontaneous.


 ふーん。
 確かに、小さな子供は思わず口付けしたくなる程、「可愛い」と感じさせることがありますが、普通はキスを実行には移しませんよね。
 しかも、お腹…。
 プーチン大統領、お腹が好きなのでしょうか?

 プーチン大統領が BBC のインタービューに答えた、生ウェブ放送の全編および抜粋版を、BBC 元記事から見ることができます。
 以下にリンクを示す抜粋版の後半に、プーチン大統領がキスをする瞬間が出てきます。
BBC 放送:Putin urges negotiated solutions(別窓)
 キスは一瞬ですね。
 その前に、「力強く抱き寄せて」いますが…。
 他国の元首をからかうのは、あんまり良くありませんね。
 この辺にしておきましょうか?=)

Nikita 君は、団体ツアーの観光客としてクレムリンを訪れた。
Nikita was among a group of tourists visiting the Kremlin.

このキスは、ロシア国内、および海外のメディアで、大統領は一体全体、何を考えてこんな事をしでかしたのだという、強力な憶測を生んだ。
The kiss triggered intense speculation in the Russian and foreign media, with questions being raised about the president's motivation.

ウェブキャストの放送中、BBC とロシアの Yandex のウェブサイトには、プーチン大統領の理解できない行動の動機を、説明するように求める人が、1万1千人以上アクセスした。
More than 11,000 people asked Mr Putin to explain what prompted his act during the webcast organised by the BBC and Russia's Yandex website.


「キス」事件は、イランや北朝鮮問題と並ぶ、重大事であったようです。
 確かに、大統領としては尋常でない行動ですね。 

Nikita 君を追跡取材したロシアの Izvestia 紙は、プーチン大統領にキスされた後、Nikita 君は体を洗うことを拒否している、と伝えた。
Russia's Izvestia newspaper, which later found Nikita, reported that he had refused to wash after the kiss.

この日刊紙が伝えるところによると、少年はこう言ったそうだ。「僕も大統領が好きだし、大統領も僕をとっても好きなんだ。僕も大統領になるんだもん」
"I just liked him [Mr Putin] and he liked me very much. I want to be president myself," the boy was quoted by the daily as saying.

 可愛いですね、Nikita 君。
 志はいつまでも大切に、頑張ってね。
 大統領になったら、北方領土を返してね(笑)。

Caution:日本の政治家の皆様は、真似しないように。

おまけ:
◇Berlusconi to be tried for fraud
BBCNEWSWebsite の該当記事
 こちらはトホホな元国家元首の話題。
 何かと話題を提供してくれたイタリアの元首相、シルビオ・ベルルスコーニ氏ですが、詐欺の罪で裁判に掛けられているそうです。
 首相の座を退いた後も、ニュースを提供してくれるベルルスコーニ氏、次回は何をしてくれるのでしょうか?

 相変わらず、私の訳は脚色していますので、ご注意ください。