中国:ダンボール肉まん報道捏造事件 on BBCNEWSWebsite
・BBCNEWSWebsite の該当記事
もう既に完全に旬を逃したニュースですが、例の「ダンボール肉まん報道捏造事件」を報道した BBC の記事を訳してみましょう。
ダンボールをたっぷり具に練りこんだ肉まんが売られているというニュースをでっち上げた疑いで、北京の警察当局はテレビレポーターを拘束している。
Police in Beijing have detained a reporter after he allegedly faked a story claiming that buns stuffed with cardboard were being sold.
苛性ソーダに浸して柔らかくしたダンボールを包丁で細かく切って肉まんの具にする映像、私もニュースで見ました。
もちろん、それはショッキングな映像だったのですが、どこかで「中国なら有り得るなぁ~」という考えもありました。
「机と母親以外、足のあるものは全部食べるという」という偏見がそうさせたのかも知れませんが、中国産食品に対する根強い不信感が背景にあったのも、また事実でしょう。
Zi Beijia 容疑者が隠しカメラを使って撮影した映像には、苛性ソーダに浸けたダンボールを使って豚肉まんを作る人々の様子が映っていた。
Suspect Zi Beijia's hidden camera footage appeared to show people making the pork buns with cardboard soaked in caustic soda.
たしかに、隠しカメラの映像でしたね。
ただ、「随分素直に、こんなきわどい質問に答えるもんだなぁ~」という印象を受けましたが。
まぁ、テレビ局による捏造については、日本は偉そうな事を言えませんね。
しかし、Zi 容疑者自身がダンボールなどの材料を持ち込み、四人の出稼ぎ労働者に肉まんを作るように依頼していたことが、明らかとなった。
But it emerged that Zi bought the ingredients himself and asked four migrant workers to make the buns.
ダンボール入り肉まんを作るニュース映像は衝撃とともに世界を駆け巡り、BBC News website でもそのニュースを報じた。
The story ran on new outlets around the world, including the BBC News website.
この BBC の表現は、決して大袈裟ではないと思います。
世界中で一大センセーション(?)を巻き起こしたそうです。
有毒魚や発ガン性の色素で着色した卵黄など、中国産食品の安全性に不安を抱かせる本物の事件の後を追うようにして、この騒動は発生した。
The controversy follows a series of genuine food scares in China involving toxic fish and egg yolks coloured with a cancer-causing dye.
「これでもか!」と中国産食品の危険性が次々に暴かれてゆく決定打のように、この「ダンボール肉まん」のニュースが報じられましたね。
「地産地消」という言葉がありますが、野菜でも何でも、やっぱり旬のものが一番美味しいです。
近場のものなら鮮度も落ちませんしね。
という食欲上の理由からも、私は農産物の輸入自由化にはあまり賛成したくないですね。
警察によると、Zi 容疑者は豚肉まんの品質を調査していたのだが、何も報道に値する疑惑がないことを知り、「結果を出さなければ」というプレッシャーに負けて、でっち上げニュースを仕立てたそうだ。
Police said that Zi had been investigating the quality of pork buns and finding nothing to report had filmed the fake story under pressure to produce a result.
成果主義が彼を追い詰めたのでしょうか?
北京テレビは夜のニュース番組で「社会に与えた恥ずべき影響」について公式な謝罪を行った。
Beijing Television made a public apology during its evening news broadcast for the "vile impact on society".
この報道が引き金となって、公衆衛生当局は2ダース以上もの露天商に対して抜き打ち検査を行ったが、ダンボールを混入していた業者は一つも見つからなかった。
The report sparked a spot check of more than two dozen vendors by health authorities but none were found to contain cardboard.
という訳で、ダンボール肉まんのヤラセが発覚した訳ですが、この捏造報道そのものがヤラセ、つまり事態の隠蔽ではないのか?という考え方もあるようですね。
どれが本当でどれが嘘なのでしょう?
良く判らない世の中ですね。
相変わらず、私の訳は脚色していますので、ご注意ください。









4 コメント:
足のあるものは何でも食べる。
ダンボールに足ってありましたっけ?
saheizi さま、どもでーす。
笑。
やはりそこを突いて来られましたね。
痛いなぁ(笑)。
中国のテレビは全部検閲されているはずだから、最初の報道も、ねつ造でしたという報道も中国政府の意図だよ。たぶん。
最初の報道:中国国内の不法食品製造者への戒め
ねつ造報告;国外への火消し
といったところでは?
Manta サマ、どもでーす。
なるほど~。
どっちもヤラセですか。
しかしまぁ、中国産食品の安全性、相当ひどい事は確かなみたいですね。
安全性軽視や消費者無視の思想を食品に乗せて輸出されると、ちょっと困った事になりますね。
コメントを投稿